金華豚

中国、浙江省金華市を中心に近郷近在で長年飼育されていました。
現在の中国では金華豚が激減し国で保護してます。

生まれてくる子豚は小さく(大型種の3分の1程度/500~800g)生後30日目で安心します。
以後、生後3ヶ月頃まで順調育ちますが、出荷まで10~12ヶ月はかかります。

産れた子ブタの中には、猪の瓜坊様に背中に縦縞があり、数週間で消えます。
まだ原種(野生)の血が多く残っているようで、豚房では常に逃げ出す所を探している感じなので、柵は大型種より高くします。

金華豚(♀)× 金華豚(♂) = 金華豚(純粋100%)

金華豚の特徴

日本で3ヶ所のみの幻の豚です!

小型種で肉量が少なく、軽やかで上品な旨味を持ち、脂肪が特別な舌触りを持つのが特徴です。

【金華ハムについて】
金華ハムは生ハムで世界三大ハムの一つで、中国料理には欠かせない食材です。

金華ハムは、腿肉を塩もみしてカビを利用して長期間かけて水分を抜き、1年半~2年かけ、じっくりと熟成させます。

中国の田舎では寒くなると、豚の半身を塩もみし小屋(煉瓦作り)の隅にぶら下げ、下から煙をかけます。
1~2週間ぐらいから食べるだけ切り出し4月~5月頃までたべきります。

金華豚
金華豚

敬友農場の豚について